川に守られて、私たちは生きている!
私たちは、川と一緒に生きていかなくてはなりません。
雨の多い日本で、山に囲まれ、海に向き合いながら生きていて、その山と海をつなぐものが川でした。そして、川のそばで、水を利用しながら、私たちは生きています。
川は、時には災害をもたらすこともあるけれど、ほとんど360日くらいは恵みとやすらぎを与えてくれて、生活環境を整えてくれていると思います。
川がなかったら、私たちの暮らしは水浸しです。
でも、普段はあまり意識してなくて、特に最近は雨も降らないから、水も少なくて、何のためにそこにあるのか、つい忘れてしまいそうになります。
川は、私たちを守ってくれているんだろうな。私たちが意識してないだけなんだけど。
そして、私たちは時々、川に祈ったりする。時々、川に受け入れてもらいたくなる。今年も、そういう時があるはずです。
世の中は、コロナで大変だけれど、川の恵みの中で、水に生かされながら、私たちは生きているんだ、そういうことをかみしめていきたいな。
腹が立ったこと A・Iさん
* 「腹が立ったこと」 A・I
テレビの中で、最近人気の芸人二人が苦痛の表情で、マグロを食べている。マグロ丸一匹を数日間で食べきるという企画らしい。そのマグロはとても大きく、値段もだいぶと高そうだった。
二人も初めのうちはそのおいしさに感動して「うめー、うめー」と言いながらパクパク食べていた。しかし、あまりの量の多さとマグロの脂にやられ、だんだんと箸がすすまなくなる。でも番組の企画だから食べ続けなければならない。二人は「気持ち悪ぃー、もー食べたくない」と言いながら、無理矢理マグロを胃に流し込んでいる。
じゃあ、もう食べるなよ。私の怒りはピークに達していた。この番組はどうかしている。いくら仕事とはいえ、この企画を受けた芸人たちもどうかしてる。世の中には食べたくても食べられない人たちもいるのに、その人たちがこの番組を見たらどう思うだろうか。
私はすぐに番組ホームページの掲示板にアクセスした。この意見を書き込もうと思ったのだ。こんな企画、苦情殺到に決まってる。そしてみんなの書き込みを見て驚いた。「おもしろい♪ 頑張って!!」「今度は牛1頭でやってみたらどうですか?」
ああ、日本人は生活が豊かになりすぎて、とうとう食べ物が遊び道具になってしまったのか。本当にショックだった。
これではいけないと思い、私は自分の意見を書き込んだ。しかし、それがホームページ上に掲載されることはなかった。都合の悪い意見は消されてしまうらしい。
飲食店でたまに見かける“珍メニュー”も、おいしくないとわかりきっているのに注文する人がいる。こんなものを作る側もどうかと思うが、注文した人は責任をもって最後まで食べるべきだと思う。
食べられることは決して当たり前ではない。食べ物への感謝や食べられることの幸せを、もっとよく噛みしめてほしい。 [2007年6月]
★ みごと日本福祉大学の高校生福祉文化賞エッセイコンテストの優秀賞!
向こうの先生からこんなコメントをいただきました!
最近のテレビ番組を見て、食べ物を遊び道具にすることに怒りを感じる筆者の気持ちに、私たちも共感します。文章もイキイキしており、若い人の言葉で怒りが伝わってきます。「珍メニュー」というのがどんなものなのかわからないので、具体的に書いて欲しかったです。
★ それから、14年の歳月が過ぎてしまいました。今は2021年の2月。彼女はもう31歳なんでしょう。立派な大人です。どんな風になっているのか、しっかり者になっているんだろうな。私みたいなチャランポランなオッサンは許してくれないかも。そうですね。せいぜい私もずっと何か考え、行動していかなくてはならないですね。
再任用日記 その1
長らくご無沙汰しておりました。今までやってきたファイルから貼り付けるだけだから、毎日ブログを更新できる! そんな軽い気持ちで始めたのですが、探してきて貼り付けるだけ、それがなかなかできません。
たいてい夜は酔っぱらってるし、他のブログもかけもちで、あれ書いて、これ書いてしているうちに、ここに貼り付けることもサボっておりました。お恥ずかしいことです。
これからも、なかなか進まないと思うんですが、ボチボチ書いていこうと思って、相変らずのタイトルつけて、日々の記録も書くことにします。
といっても、特に変わったことはありません。毎日が淡々と過ぎていきます。今週は水曜・木曜と雪も降りました。マイナス1℃にもなりました。スタッドレスタイヤだから、いつでも来いと思ってましたが、昨日だったか、びっくりしたのが、クルマに乗った時が一番寒くて、それから走っている間に気温は一度くらいになってきて、家の前が一番寒いなんて! と、少しショックでしたよ。
菜の花が咲いてるのは、玉城町のアグリさんでした。あそこは畑にいろいろな草花を植えてくれてて、楽しいです。玉城町にもちょくちょく行くんですよ。
伊勢にはめったに行かなくなりました。なにしろこのコロナですから、もう何か月も県外に出たことがありません。9月の法事で大阪に一瞬帰ったことがありましたけど、すぐ帰ってきましたし、実家の母が心配です。
私も、老いた母の心配をしなくてはいけないなんて、同級生の人たちはみんな親は90代だという話ですが、うちの母は若くして私を生んでくれて、まだ80です。
まあ、元気でうれしいんだけど、会えないとなると、ずっと心配です。
みなさんは、お父さん・お母さん、大事にしてますか。私も頑張ります。ぜひ、大事にしてあげてください。私は、父の日記もブログで公開してるんだけど、どれくらいの人が見てくれてるのやら。とにかく、たくさん打ち込んで、そのうち本を作ろうと思っています。活字にはずっと憧れがあるんですもんね。
また、気が向いたら書きます。貼り付けもします。気が向いたら、見てくださいね。よろしくお願いします。
マスクの中のくちびる
くちびるは、マスクの下ではかなりふやけているみたいです。
夕方、家に帰るとき、マスクをはずして運転しているんですが、その時にくちびるが何か言うのです。
「あれ、何か変だぞ。この頼りない感じ、これはどうなっているんだ?」
とても戸惑っているようです。ほんの数時間お仕事していただけなのに、その間だけマスクをしていましたら、くちびるはふやけて、ねじれて、動きを止めて、ドローンとしていたようです。
マスクをはずしたら、すぐにフツーの顔に戻れるのかというと、戻れないのです。借り物の、どこかに自分を置き忘れたみたいな、途方に暮れているのが私のくちびるです。鼻は、特にマスクしたから、少しだけ乾燥せずに、それなりにウエットでよかっただろうけど、マスクがなくなったら、隠れ蓑がなくなって、ボンヤリするしかないようです。
くちびるは恥ずかしがり屋なのかぁ。知らなかったなあ。
改めて、アマビエさんに祈りましょう!
大変なことになりました。私たちのまわりにも、感染した人がチラホラでているようです。
緊急事態宣言が関東地方で出た直後からも、伊勢の友人たちは「関東ナンバー、東京ナンバーのクルマがたくさん来ている」と嘆いていました。
どうして来るんだよ! 私たちは、心の中では言いますが、その人たちに直接訴えることはできないんでした。たいていは、チラッと見るだけだから、「あら、イヤだ」と思ったり、スーパーの駐車場で見かけたら、「都会風の人たち、旅行者みたいな人からは逃げよう」と消極的に思うだけです。
なかなかその人たちに直接話す気になれないのです。その人たちだっていろいろな事情があったんでしょう。都会にはいたくなかった、というのも素直な気持ちだと思います。でも、そこを辛抱して、自宅でじっとして欲しかったけれど、都会から何かの人は来るだろうし、都会からふるさとにたまには帰りたいと思う人もいるでしょう。
仕方がないから、私たちはなるべく人に会わないようにするしかありません。
最低限の人との接触だけはして、マスクして、手洗いして、うがいして、外のウイルスを家に持ち込まないように工夫するしかありません。
自分で工夫する。なるべく人に会わない。言いたいことはメールとか電話も使う。お仕事は少しずつ進めていく。なるべく外食もしない。家で飲み食いする。
そして、ふたたび祈りますか。飯南町にまだアマビエさんはいますけど、別に飯南に行かなくても、いろんなアマビエさんもいるし、お祈りは何かに向かってしなくてもいいのだから、自分だけで祈ろう! そうします。
みなさま、どうぞお元気で! コロナにかかってはいけないですよ。お願いします。
2021 私たちの足かせ
新しい年になったのだから、それなりに新しい仕掛けや流れを作ってもらわないと、もうウンザリとした気持ちになってしまいます。
でも、これはすべてオリンピックのために、すべての活動・政策は曇ってしまうのです。
オリンピックさえなければ、もう少し自由に感染対策ができたと思われますが、そちらのことがすべてに優先されるので、片目をつぶりながら、コロナなんて大丈夫という顔で、感染対策にも目を背けて、そのうちなんとかなるだろう式の対応が続いているような気がします。
どうしたらコロナを抑えられるのか、それは人々が動かないこと、それしかないのでしょう。でも、そんなことをしたら、人々の活動そのものが滞(とどこお)ってしまう。だから、活動もして、人にも会って、お食事やお酒は飲まないで、適切に時間を管理して生活してください。そういうお願いになってしまう。
他には対策はないのでしょうか。ロックアウトとか、完全封鎖とか、恐ろしい言葉がよその国では流れてるけど、私たちの国では無理でしょうし、それはできない。
いつ終わるかも分からない、長い戦いはまだ続きますね。
みんな、長いけど辛抱しよう。我慢しよう。直接会わないで、SNSでも何でもいいから、人とのつながりは大事にしていこう。本を読んで、いろんなことを見直そう。そんな程度しか私たちにできることはないのかも。長いね。辛いね。でも、生き抜いていこう。そう思うんです。
みんなバラバラに!
世界はつながり、ことばを越えてみんながどんどん関係性を持っていく、というのが世界の当たり前だと思っていました。
でも、4年前に、自分の国さえよければそれでいい。よそとは壁を作り、自国のためにならないものは受け入れない。そういう理屈をこねる人が大統領になって、アメリカはそんな方に傾いてしまったのかと思ってたら、古典的な政治家が立ち上がり、自国優先のとんでもない人は退場ということになりました。
やはり、世の中は、だれが何と言おうとつながっているらしい。
自分の国だけの利益なんて、そういうのはあり得ないんでしょう。みんなが損したり、得したり、一喜一憂、一進一退しながら、縦横無尽につながるのが世の中の流れなのです。
バイデンさんは4年限定の大統領です。次はハリスさんが民主党の代表になれるだろうか。それはわかりません。これからの4年間が大事だと思われます。
共和党は、いつもの自国第一主義を打ち出す経済優先の人がのしあがるでしょうか。
でも、世界はつながっている。何度も揺り戻しがあるだろうけど、中国とも仲良くやるしかないのです。
世界は、国家としてもつながっていくしかない。人は、コロナで、なるべく一緒にいない方向で世の中は動いているけれど、でも、一緒にいろんな人が刺激・交流しながら自分たちの問題を解決していくしかないと思います。
2021年、コロナは続いているだろうけど、コロナが落ち着いたら、また、世の中はつながる方向で動いていくと思うな。私も、そういうのに備えていきたいです。