ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

私はどうしたら私?

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 新緑の季節なので、緑にしてしまいました。すこし派手すぎかもしれない。

 まあいいや、私は私。彼女は彼女。自分とはどういう生き物なのか?

 答えは見つからないけれど、時々、これは楽しいじゃん! と思う時があるけど、そういう時がたくさんあれば、自分は楽しいわけで、人に迷惑をかけずに自分で楽しむのが一番だと私も思います。

 彼女は今も、きっと淡々と生活しているんでしょうか。放送部だったかな。しなやかなアナウンスで、彼女の穏やかさがみんなに伝わりましたよ。

 いい声の人ってうらやましい!

 

*   平凡と私のつながり                N・N

 私はどうして私なんでしょう?

 一人でボーっとしている時、たまに思ってしまうこと。もっと頭がよくて、運動もできて、特技もすごいのを持っていて、そんな完璧な人間だったらどれだけ楽なことか。私みたいに友達付き合いも下手じゃなくて、毎日がすごく楽しいと思えて……。

 こんな風に考えるのは、きっと私だけじゃないはず。でも、私の意見はこれが全てじゃない。楽しい楽しい毎日、でもそんな毎日は完璧すぎて逆に面白くなんてない。嫌だなあと思うことがあれば、自分にとって楽しいことは十倍も百倍も楽しいことになる。それはもう、私の中では実証済み。

 平凡な人はむしろ幸せだ。芸能人を見ればよく分かる。周りに記者がいて、プライベートもプライベートとは思えない。常に完璧な自分を維持しなくてはいけない。それに比べて毎日を平凡に生きている私はどうだろう。肩に力を入れることもなく、文字通り平凡だ。それでも私は、絵を描くのが好きだし、本を読むのも好きだし、音楽を聴くのも好き、テレビを見るのも好き、我が家の犬とちょっと戯れるのも好き。そんな小さな「好き」があるだけで、この「平凡な毎日」がすごくすごく楽しい。大好きだ。簡単に言えば、完璧な自分も良いが、平凡な自分の方がもっともっと良いということだ。

 自分に対して「自分はどうしてダメなんだろう」なんて問いかける人もいると思う。私もそんなことを考えていた時期があった。

でも、それは無意味なこと。答えなんて自分の心からは返って来ない。そんなことより自分のことをいっぱい褒めてあげる方が良い。

「私ってこれすごいじゃん!」とか、どんなことでも褒めてしまえ。

自分の心に「私ってダメだなあ」なんて問いかける暇がないくらいに。

 そうすれば、「私はどうして私なんでしょう?」なんて、考えることさえしなくなると思う。