ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

夏の定番で句会勝負!

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◆ 2005年5月の1年生のとあるクラスでの句会です。

 さて、1人が二点と一点を好きな句に投票したら、優勝した作品はどれだったでしょう?

 

ア・ピッチャンと金魚が作る水の歌               女子

    ……金魚が水の歌を作る、この擬人法がいいですね。

イ・弟よメダカはジャコと変わるのか                  女子

    ……お姉ちゃん、それを言っちゃあおしまいよ!

ウ・メダカ見て幼いころを思い出す             女子

    ……メダカって、そんなにノスタルジックな生き物でしたっけ?

エ・空高く咲き散る花火は夢のよう                     女子

    ……花火は夢? 人生? 涙? 恋? まぼろし?

オ・夏の夜空見上げれば星の海                        女子

    ……定番のカタチですね。星空がきれいなところに住んでるんだ!

カ・さくらん大塚愛で大ヒット               女子

    ……♬わたしサクランボーという歌が流行ってたんですね。

 

 アは作りすぎ? ウはありきたり。エは花火と夢の組み合わせが納得できない。

オは大塚愛さんの歌は好きになれませんでした。というわけで、私ならイですか。

でも、イは、元も子もないというのか、もうすべて台無しな感じです。

 

 

★ さて、最多得票をしたのは、なんと「エ」の夢でした。ビックリです。

そうか、若い人は、こういう感覚なんだろうか。わからないなあ。