ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

ムクとフジ

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 これは、2018年8月の相可高校付近の写真です。

 

 昨日、まつかさ餅を買いに行こうと、相可の町に行きました。

 

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 長新さんで二個入り・240円を14個買いました。みんなに分けてあげようと思ったんです。私って、時々太っ腹なんですけど、これは何となくそんな気分になったので、思い付きで事務の方々に持ってってあげました。

 

 相可高校を過ぎたところで、ムクとフジがあったあたりを写真に撮ったのが、表紙のものでした。

 

 かつては、ここには巨大なムクとフジが道をふさいで、存在していました。

 

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 フジの花が咲くころ、四月末のころ、ここはたくさんのハチが来たり、散歩する人が写真撮ったり、人気スポットでした。

 

 バスの運転手さんはイヤだったかもしれないけれど、私たちには自慢の風景でした。2階の職員室から眺めるフジもまたキレイでした。

 

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 その巨木が、台風で折れて、今では切り株しか残っていません。それは仕方のないことですけど、かつての姿を知る者には、胸が痛くなる感じです。

 

 若い人たちには、そんなのがあったのかと、気にも留めてなかっただろうけど、年を取ってくると、季節の移り変わりを教えてくれる草花や動物たちに、何となく心惹かれるものになるし、それがとても大事なことのように積み重なっていくんですよ。

 

 それで、時々、昔を思い出したりするんですよ。