三十前のみんなへ
みんなとは、ちょうど30違うから、もうすぐ60になる私なんです。
それはわかっていたけれど、やはり、この何にもやれていない未達成感は、もどかしいです。
でも、私は何がやりたいのか、何をすれば満足なのか、それさえわかっていないのだから、やりようがないと思います。
パソコンなんて触ってないで、もっと外で何かしたいんだけど、蚊が飛んできたり、鼻水が出たり、世間に笑われそうで、やりたいことがやれていません。
そんなくすぶったこと書かないで、もっと吹っ切れた方がいいですね。
とりあえず今日は、奥さんと県立美術館に行き、それから、お買い物でもして帰ってきます。
帰ったら、テストづくりをして、夜になったら寝ることにします。
昨日は、一日、買い物に出かけた以外はずっと家で片付けをしていました。ついでに卒業アルバムを広げてみました。クラスの子らを思い出し、この夏に会えたメンバーと、会えなかったメンバーをふと思いました。
もう十何年も会っていない人もいるし、このまま会えないで終わる人もいるんだろうな。
だから、せめて、誰かと一緒にいる時はその時間を大事にして、お互いに楽しく過ごしたいんだけど、私って、そこにいるだけで、目ざわり・耳ざわりな人間なんです。
変な声、変なスタイル、変なセキ、鼻水ブルブル、鼻毛も伸びて、頭はうすくて、もうイヤなことばかり(自分で自分を何ともできなくて、もどかしいです!)。
でも、それが自分だし、そういう自分を抱えて、私なりに満足のいく時間を過ごします。みんなはもうすぐ30、私は来年60かあ。
たぶん、そんなに変化はなくて、ただ衰えていくだけでしょう。それに抗うことも必要だな。せいぜい歩いてみよう。
全然、みんなへのメッセージにならなかった。ガックリです。自己弁護ばかり。