因数分解、キミの横顔
◆ 2006年3月、1年C組の俳句と短歌です。
さて、あなたならどの作品を押しますか? あなたの持ち点は3点で2つに投票するとしたらどれでしょう?
ア・俺天才因数分解出来ちゃった 男子
彼は何の気なしに他人が苦労しているところを乗り越える人でした。ですから、何の気なしにストーブに腰かけようとして痛い目に遭ったり(大やけどしなくてよかったね)、何の気なしにあれこれやってしまえる。それは安心感と希望を他人に与えてくれる。今は医療の世界でまわりから期待されてやってるかな。
イ・春空をながめて自分を探す今日 男子
ものすごく真面目で、丁寧で、折り目正しい彼は、今は中学校の先生。教科は国語なのかな。中学だから、社会とかもやってるのかな。それより何より、彼はその生き方・存在が教師的でした。高校生の時からそうだったけれど、中学でもぜひそのオーラでみんなを包んであげてほしいなあ。
ウ・失敗を笑ってごまかす私かな 女子
久しぶりに会ってみたい彼女です。会っても、肝心なことは話してくれないだろうけど、そして、もちろん私なんか大事なことを話す対象ではないと思うけど、試行錯誤して自分の道をたどっていることでしょう。これは時々みんながしていることでした。
エ・日曜日本物のゆず見てきたで! 女子
彼女は時々メガネをかけて、おもしろいことをコソッと教えてくれる人でした。これもその1つ。2006年といえば、「栄光の架橋」の2004年からすぐだから、ゆずは頑張っていたんですね。
オ・自分では勉強しなきゃと思いつつ休憩したらそのまま爆睡 男子
勉強はいつもみんなのプレッシャーにはなってたんでしょう。でも、なかなかできない。彼は通学は大変だったし、バスで乗り過ごすこともあったかもしれないな。
カ・もうすぐでこのクラスともお別れだ大好きだったよ一年C組 女子
ありがとう、こういう挨拶ができる人、大切です。ここに気の付く人って一つの才能だと思います。そういうことができて、すべてが始まるんだから。
キ・おせっかいわかってるけどほっとけねぇ雨雲かかったキミの横顔 女子
エの作者の短歌です。私は彼女の作品を見せてもらうのを楽しみにしていたようです。彼女はどこかのコンクールに入選とかしたわけではないけど、センスは光ってたと思うんだけどなあ。キミって友だち? 好きな人? どっちにしろ、彼女から心配してもらって、いいですね。
さて、一番点数を集めた作品は?
★ 優勝は「カ」でした!