ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

学校のヒマワリ

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 よそのおうちで立派なヒマワリたちが顔を出しているのを、いいなあとあこがれていました。

 

 自宅にはヒマワリを植えるところもないので、仕事場の体育館のウラ、いつも除草剤をまかれる草地に植えてみました。

 

 一部は、またも除草剤にやられてしまったけれど、いちばん隅っこにいくつかのヒマワリが、台風にも耐えて花を咲かせていました。

 

 キバナコスモスも同時に植えましたが、ヒマワリと一緒ではダメだったよう、小さいのが一つだけ咲いていました。

 

 ムクゲルドベキアアロエなど、いろいろと持ち込んで植えてみたのです。

 

 でも、誰かに除草剤をまかれて、みんなやられてしまった。

 

 どれもこれも、雑草と同じ扱いだったようです。もう来年は、ここでヒマワリを咲かせることもできないかもしれない。

 

 それは仕方のないことなのだけれど、そういう草花を持ち込めないのは淋しいと思うようになりました。

 

 何だか不思議です。

 

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