ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

二月になりました!

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 あと二か月で退職です。いや、よく頑張りました、というべきなのか。三十年三重県で教員をやってきたけど、短かったというべきか。

 

 短いと思えば短く、長いといえば長いでしょう。とりあえず、それなりの歳月を経てきたわけですね。それはたいしたものだ。

 

 けれども、ちっとも実績を残していませんよ。もちろん、成果・実績をあげることが目標であったことはないので、何もそれらしいものはありませんでした。

 

 私個人でいえば、一番おもしろかったのは2000、2001、2004年の三回の「俳句甲子園」が楽しかったですよ。若者の頑張る姿は日々見てきましたけど、凝縮し、濃密にぶつかり合うのを見られたのは、この三回に出場した時でした。

 

 あれから、ずっと夏井いつきさんは、夏のこの大会を運営されています。大きな大会になったし、そこからいろんな才能も出ているようです。

 

 うちの学校からも、すごい才能の人が生まれたんだけど、彼女が卒業してから、交流はなくて、今、彼女が何をしているのか、とても知りたいんですけど、知るチャンスはないですね。何だか残念です。

 

 他には、何か印象に残ること、なかったんだろうか。

 

 1992年の北海道研修旅行、これも楽しかったけれど、これを文章に書いたことはないですね。まあ、書こうと思っても、資料がどこにいったのか、散逸してしまっています。

 

 他には? 個人としてやれたことって、何もないですね。困ったことです。でも、仕方ないか……。

 

 そうか、職人さんとして冊子をいくつか作ったこと、それくらいかな。

 

 自分から何かしないと、道はちっとも開けません。ただ、淡々と仕事して、何もなく終わるというばかりです。

 

 これではいけないな、何だか焦ってしまうけれど、何もできていない。誰かに何か、伝えながら生きていくことにします。誰にも何にも伝わらないかも。

 

 すぐいじけるのは悪い癖で、せいぜい前向きに頑張ります。