ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

動物たちとともに笑顔を!

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 今、彼女はどうしているんでしょう。二年生のころに思い描いたとおりのお仕事をしているんでしょうか。

 していたら、それは素晴らしいことです。そういうお仕事をしていないとしても、きっと優しい感じでお仕事をしているかな。結婚したかな。

 本人もステキな笑顔を持っている人でした。そんなに社交的ではなく、わりと控えめな感じで過ごしていたけれど、心の中ではいろいろな闘志を秘めていたのだと今さらながら思います。

 ペットショップでのお仕事をしたいと、そちらの学校へ行った知り合いもいましたが、今は二児の母親になっていたりします。

 愛情系のお仕事にあこがれた人たちは、ずっとその仕事をやりつづけている人が少ないというのか、家族への愛に傾いてしまうのかな……。

 

   私はもっとその笑顔を見たい                     R・N

 私は、たくさんの人を笑顔にできる社会人になりたいです。

 動物が好きなので、たくさんの動物とふれあえるペットショップスタッフになることが私の夢です。私は昔から、犬やカメ、ハムスターなどいろいろな動物を飼ってきました。犬や猫などのペットとして飼われる動物は、人を癒し、笑顔にしてくれます。悲しい時や何か悩み事があっても、飼っているペットを見ていると、悩んでいたことも忘れてしまい、自然と笑顔になってしまいます。

 今の私はとても自分勝手で、自分の都合のことばかり考えて行動してしまいます。こんなことでは人を笑顔にさせることなんて、できるはずがないと思い、少しでも行動を改めようと思っています。

 つい最近、ペットとして人気のフェレットを虐待し、その映像をインターネット掲示板に投稿した男が逮捕されました(外国の話?)。しかしその男は「小動物に自我はない。物だから虐待にはならない」と話しているそうです。日本ではこれと似た事件が何件も起こっています。

 動物虐待をたかが動物と考えていいのでしょうか。米国の二十二の州で動物虐待は重罪へと(法律を)変えられました。動物だからといって虐待して殺すことは許されません。

 私はよくペットショップに行きますが、犬や他の動物たちの寝顔を見るだけで、幸せな気持ちになれます。ペットショップでは小さな子どもたちをよく見かけますが、動物を見ているときは、みんな幸せそうな顔をしています。私はもっとその笑顔を見たいと思いました。そのためにも、自分勝手な行動はやめて、思いやりをもった人間になりたいです。