ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

夏の句会を!

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 奥さんが半分起きて、「お父さん(私のこと)がカツラつけてて、タグみたいなのが出ててて、『これ、どうすんの?』って言ったとこだ……」と話してくれました。

 そんなカツラなしでも、ツルピカでも、私はやっていくのに、どうして夢でもからかうんだろう。うちの奥さんたら!

 さて、雨の日曜の朝です。夏の句会でもやってみますか。

 

◆ 2005年7月、1年生の俳句と短歌です。優勝した作品はどれでしょう?

ア・夏の風感じてうたた寝木々の下              女子

    ……虫がやってきそうです。そんな気持ちのいい木の下ってないですね。

イ・栃の木のセミが毎年ああうるさい             男子

    ……トチの木が彼のおうちにはあったんですね。もう結婚したかな。

ウ・木に登り友とつくったヒミツ基地                             男子

    ……教員採用試験にもう合格したのかな。器用な彼は何してる?

エ・夏の空あの木の下で待ち合わせ                              女子

    ……保育士さんからお母さんへと転身した彼女、また復帰したかな。

オ・塾帰り暗い夜道にふうわりとホタルが一匹不安を消した      女子

    ……地元で地道にお仕事する彼女、自分で道を切り開いていくはずです。

カ・友がいるその存在があるだけで闇に光が照らされてゆく      女子

    ……看護師、語学留学と次々とチャレンジする彼女、遠いところへ行って       しまった。私はただお話を聞いてるだけです。

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                                         ★ 優勝は「エ」でした!