ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

沖縄の感想 2006 その1

f:id:hakusangogo:20181215090505j:plain

 

*   写真を撮るのも忘れた               C・F
 花のプランターが左右にいくつもあるコンクリートタイルの階段。少し下って前を見ると、開けた空と海が広がった。その真ん中に城山が一つ浮き出た伊江島があった。あまりにその景色がきれいで、しばらく写真を撮ることすら忘れてしまった。潮の香りがする。温かくて柔らかい風が、空に浮かぶ白い雲とよく合っていた。友だちと島をバックに二人並んで記念写真を撮ったけれど、あの美しさは収まりきらなかっただろう。

 

★ 冬やのに何で咲いとるハイビスカス      C・F

 

f:id:hakusangogo:20181215092801j:plain


*   絶対忘れません                      C・T
 私は、沖縄で起こった太平洋戦争のことを調べるために平和祈念資料館に行ったり、宮城喜久子さんの話を聞かせていただいたことがとても思い出に残りました。私たちは今まで戦争について勉強してきましたが、今回沖縄へ行き、戦争の悲惨さや恐ろしさなど、知らなかったことをたくさん知ることができて、とても勉強になりました。
 宮城さんに挨拶をした時、自分の思ったことを全部言うことができ、宮城さんが力強く手を握ってくれたことは絶対忘れません。
  

★ 沖縄でナンクルナイサ叫びたい    C・T

 

f:id:hakusangogo:20181215092739j:plain

 

*   初めて沖縄に行って、初めてカヌー         C・K
 私は、初めて沖縄に行って、初めてカヌーに乗りました。最初、転覆のことばかり心配して、楽しむどころではなかったけれど、海まで出て、エメラルドグリーン色に輝く海、すごく心地よい波の音を聴いたりしているうちに、気持ちが穏やかになり、楽しむことができました。でも、曇っていたので、海の底まで見ることができなくて、少し残念でした。次にカヌーに乗る機会があったら、天気の良い日に乗りたいです。
  

★ もう平気飛行機なんて怖くない  C・K

 

 

 13年前の沖縄の旅でのひとことでした。宮城喜久子さんという方にお話をしてもらいました。都ホテル那覇の大広間で、私たちはお話を聞かせてもらったんでした。今もその時の気持ちはかすかに残っています。

 

 それなのに、私たちの国家は、それよりも対中国、対北朝鮮、対ロシア、対韓国と、自分のまわりでいかに戦うかばかりを考えている。どうしてうまくつながろうとしないのかなあ。相手はどうあれ、とにかく両手を広げて付き合いたいのだけれど、国というのはそう簡単にはいかないようです。