ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

お父さんたちのメール

f:id:hakusangogo:20190327122152j:plain

 

*   父の空メール                   Y・T

 わが家にはパソコンが一台だけあって、家族共通のリビングにあります。そのパソコンでEメールをしたりしているので、パソコンがないと家族全員が困ります。

 

 私はパソコンでインターネットオークションやインターネットショッピングなどをよく利用しますが、Eメールが使えないと、落札通知などが来ないので、利用することができなくなります。

 

 父は今、名古屋にいて、空メールをよく送ってきます。何のために送ってくるのかよくわかりませんが、送れないと困ると思います。       [2006年1月]

 

f:id:hakusangogo:20190327122430j:plain

 

*   おとうさんのひらがなメール            H・K

 「あーまたやよ。」そう言って携帯の画面を見るお母さんを見て、私も「またか」と思った。画面に並ぶひらがな。お父さんからのメール。

 

 私の家族は、私を含めてお父さん、お母さんが携帯を持っている。中でも携帯を持って一番長いのがお父さんである。

 

 何が問題かというと、お父さんは自分が一番携帯を持って長いのに、家族の中で一番携帯を扱えないことだ。自分でマナーモードにできないこととか、挙げればきりがないのだが、一番困るのがメールの文字を変換できないこと。送る本人は平気かもしれないけれど、読む方は本当に大変なのだ。本来ならカタカナである単語がひらがなというのは読みにくい。といっても、もう何度言っても変わらないので、仕方ないとも思っている。

 

 それに最近(まで?)はうっとうしかったが、最近では普段めったに話さないお父さんと話すネタが増えて嬉しいのも本当だった。                          [2006年1月]

 

 

★ どうしてお父さんって、娘さんに嫌がられてしまうんでしょう。辛いですね。

 私は幸か不幸か(残念なのに変わりはないかな)、娘さんがいなくて、うとまれることはありません。

 

 まあ、奥さんからも、さんざんに言われているので、娘さんがいたら、それはもうボロカスだったかな。それでも、いてくれたらよかったんだけどな。

 

 春ですね。花粉はまだ飛んでいるけれど、最近は薬も飲まずにハナだけかんでいます。何をやっているんだか……。