ひかりかがよう

20世紀の終わりから21世紀の初めの若者たちのことばです!

詩の交流

鼻かみすぎてプチトマト

2007年の3月、2年C組で優勝(一番得点の高かった作品)したのはどれでしょう? ア・卑屈だと君に言われたあの日からくしゃみの数を気にする私 圭助 ああ、気にしちゃうんだよな。そういうのからいつ逃れられるんだろう。簡単には無理かな。いや、気にする…

乙女は戦うのです! 2007年3月

★ 2007年の3月の2年B組での句歌会、さて、優勝したのはどの作品でしょう? ア・ウチの母 昔はモテたと言い張るが父の顔見て首をかしげる 知沙 楽しい家族の一シーン、うまく切り取れてますよね。さすがです! イ・今頃は見ていますかこの空を青でつながる…

ふたたび松山へ!

2000年に、俳句甲子園という大会に行った時のスケッチです。 M商業とウチとで、はるばる三重県から初参加した時でした。もう20年も前なんですね。 当時は、北川知事さんで、知事さんにも会いに行かせてもらったし、どれだけ活躍できるのか、全く未知数だっ…

2007.3の短歌 2A

◆ 2007年の3月の2A、クラスでの句歌会の結果は? 優勝したのは? ア・散る花と共に去りゆくこの日々よ変わらぬ私に振り向きもせず しの どんなに季節が過ぎゆくとも、彼女自身は変わらないという自信というのか、もどかしさみたいなのがあったのかな。 イ・…

気づいたら、地球と格闘してた

◆ 2006年 福岡大学高校生川柳コンクール応募作品です。……二人入選しました! 鯉のぼり中に入って眠りたい かおさん わたしのツボの作品でした。小さな彼女がフワフワ吹かれている感じがしました。 生命線途中で切れてる私の手 けいすけくん そんなことないよ…

1年女子たちのうた

夏休みバイトざんまい疲れたな冬休みこそ休みたいな わ お疲れ様でした。どれくらい貯金できたんだろう。 ともだちは恋多き悩み抱えてる最近われらに話してくれない わ 恋多き女だなんて、いいですね。今しかできないかも! 夏休み一人で大阪行ったけど人多…

十一年前の秋空 2008の1の1の俳句 

◆ 2008.10.21 1-1秋の俳句 こんなことをしてみたんですね。生徒の皆さんは、忘れているかもしれない。秋をテーマに五七五を作ったなんて! 1 空高く青くきれいな秋の空 バレー部の彼女が作ったのは、正直で飾らない作品でした。 2 秋の空くも一つない快…

2008.10.20 1-5の俳句です。残りすべてです!

(Mくんの写真を勝手に使わせてもらっています。済みません。) 資料を探していて、1、4、7、8組の名前は分かりました(わりと簡単に見つけられました)。ところが、どういうわけか5組だけありません。 まさか、どこかへやってしまったんだろうか。それはな…

2001年の俳句甲子園

* 二年連続の俳句甲子園(2018年8月) 県予選は三チームだけ。その中から二チームが松山へ行けるということなので、エントリーした時点で出場は決定していました。今回は、相可と宇治山田商業が県の代表になります。そして、8月17日金曜日16時40分、松山市…

2008.10.20 1-5の俳句 その1

◆ 2008.10.20 Mon 1-5の俳句 さて、あの子たちの作品ですけど、作者がわかりません。もう、とにかくあの子らがこんなことを書いていたという記念にはなるのかな。 1 秋の空このまま記憶も消してくれ 若者はこういうの好きですね。「記憶を」にしても一緒か…

飛んでやる、めっちゃ大好き仲間たち

しばらくエッセイが続きました。久しぶりに句会です。よろしくお願いします。 2006年3月、1年生の俳句と短歌です。ひとりの持ち点は3点で、それを2点と1点に分けて40以上の作品に投じました。さて、優勝した作品はどれでしょうか? ア・マイブーム毎朝食べれ…

因数分解、キミの横顔

◆ 2006年3月、1年C組の俳句と短歌です。 さて、あなたならどの作品を押しますか? あなたの持ち点は3点で2つに投票するとしたらどれでしょう? ア・俺天才因数分解出来ちゃった 男子 彼は何の気なしに他人が苦労しているところを乗り越える人でした。です…

自販機すらもあらへんのやで!

◆ 2006年3月、B組の俳句と短歌です。1人の持ち点は3点で、それを2と1に分けて投票します。心情としては自分の作品に2点投じたいのだけれど、そこを我慢してだれかに投票するのがミソです。 さて、優勝した作品はどれでしょう? ア・過去未来、私は私の恋…

差し出す右手、ひとりじゃないよ!

◆ 2006年3月、A組の俳句と短歌です。 個人の持ち点は3点で、2点と1点に分けて投票します。もちろん、自分の作品に投票するのはルール違反です。というわけで、一番点数を集めた作品はどれだったんでしょう? ア・テスト前徹夜しようと本開き気づけば朝だあ…

コロッと秋は消えてゆく

今は秋ですけど、台風があと2つくらい来たら、コロッと冬になるのかな。 とにかく、ものすごい夏は、いつの間にか遠くなってしまいました。今も、それなりに暑いときはあるけれど、少し控えめな感じの暑さで、太陽も夕方になったら、コテンと消えていきます…

秋から冬、もうすぐです!

◆ 2005年12月、1年生の俳句です。 このクラスで優勝した作品はどれでしょう? ア・妹よ今年も来るのかサンタさん 女子 ……彼女には妹さんがいたんですね。今はオカーサンとして忙しいのかな。 イ・鉄棒にぶらさがってみる秋の暮れ 女子 ……なかなか意欲的な作…

二年連続の俳句甲子園(2001年8月)

* 二年連続の俳句甲子園(2001年8月) 県予選は三チームだけ。その中から二チームが松山へ行けるということなので、エントリーした時点で出場はほぼ決定していました。どうにか県予選を勝ち上がり、本大会に出場することになりました。 そして、私たちは8月…

俳句甲子園 初めての出場(2000)

* 初めての俳句甲子園(2000年夏) ……同窓会新聞より 私の住んでいるところは「俳句の国」をめざしています。旅・道・祭・空などテーマを決めて毎年全国からの一句を求めています。そして、求めるだけではなくて、県民の俳句を発信する一環として、高校生を…

星と寒さと雪と

◆ 2005年12月、1年生の俳句です。優勝した作品はどれでしょう? ア・流星群宇宙からきた贈り物 男子 ……ただそれだけではない作品です。あと少し具体的なイメージが欲しい。 イ・寒いねと手袋わけてつないだ手 女子 ……彼女にはそんな人がいたんですね。今さら…

冬の足音が聞こえる

◆ 2005年10月、1年生の俳句と短歌です。 さて、優勝した作品はどれでしょう? ア・風通る葉桜の下ひと休み 女子 ……そんなのんびりしたい気分を句にしたんだと思われます。 イ・妹のケーキ作りは阿修羅かな 女子 ……たくさんの妹さんたちに囲まれたお姉ちゃん…

俳句の大会でのスケッチ

今から十数年前、初めて四国の松山で開かれている俳句の大会に参加したことがあります。 大会は、「俳句甲子園」という大会で、現在活躍中の夏井いつきさんのアイデアからスタートしたものだったようです。 少しずつ大会は大きくなり、たくさんの高校生俳句…

まるで女子クラス!

◆ 2005年10月、1年生のとあるクラスでの俳句と短歌です。 さて、持ち点は3点です。2点と1点で投票すると、優勝した作品はどれ? ア・母の口一度貼りたいガムテープ 女子 ……ドキッとする内容です。でも、しないのはわかってるからいいのかな。 イ・木の下…

ボクは1人で空はこんなだ

◆ 2005年10月、1年生の俳句と短歌です。 さて、優勝した作品はどれでしょう? ア・夕焼けに伸びる影だけ楽しそう 女子 ……楽しいのは「影だけ」なんだろうか、それでよかったんだろうか。 イ・「寒いね」とつないだこの手離さない 女子 ……恋の一生懸命ポイン…

夏の手前の短歌と俳句 withねむの花

今年初めてのねむの木の花を見つけました。ああ、もうそういう季節なんですね。梅雨ももうすぐしたら終わるんだろうか。さあ、どうかな。もう少し降るんでしょうね。 ◆ 2005年7月、1年生のとあるクラスの短歌と俳句です。 さて、優勝した作品はどれでしょう…

オセアニアと谷間を吹く風

◆ 2005年7月、1年生の短歌と俳句です。優勝した作品はどれでしょう? ア・枯れそうな木々にもそっと育毛剤 女子 ……何だかドキッとする内容です。育毛剤と同じで、枯れ木は蘇らない。 イ・風に揺れ負けずに耐える木は強い 男子 ……簡単なことだけど、見つけま…

夏の日々、その始まり

◆ 2005年7月、1年生のクラスです。どんな作品があったんだろう。 星、高校野球、サカナ、虹、勉強、幼い日など、テーマはいろいろです。 ア・我が思いとどくにとどかぬ悲しさよ君はいづこと星を見て 女子 ……星と自分とを比べて、その遥かな距離を思うこと、…

おきなわの海

今週のお題「修学旅行の思い出」 こんなふうに振り返ってみると、おきなわの海はとてもあたたかくて、やさしくて、人の気持ちもあふれていて、旅人をふんわりと包み込んでくれているみたいだけど、今、ホントはそんなことを言っていられる状況なのか、不安に…